インドネシアへの進出、投資についての課題

東南アジア地域へのビジネス展開についてご相談を受ける中で、日本の中堅、中小企業にとってインドネシアへの投資が最もハードルが高くなっています。
問題となっているが、①最低資本金規制、②ハラール認証です。

まず最低資本金規制ですが、外資が現地法人の設立する場合、資本金は100億RP(約1億円)以上が必要となります。そもそも日本でも資本金1億円の会社は大手企業ですので、いかにインドネシアの規制はハードルが高すぎます。
背景にあるのは、インドネシアの現地中小、零細企業の保護政策です。これまで、表では外資への規制自由化を言いながら、そのたびに資本規制のハードルを上げてきています。G20への加入やOECDへの加盟を目指す国として保護政策の強化はまったく不公平な政策です。国際的な立場からみても、いつまでも後進国的な甘えは許されないばかりでなく、競争によるインドネシア国内の中小企業の強化が必要であり、インドネシア経済の成長にとってもマイナスであると感じます。インドネシア政府に対し日本国としてもしっかりと意見を言うべきでしょう。

次に、ハラール認証制度の強化ですが、これは、宗教上の観点のみならず、生活全般に対する規律の引き上げであり、外資としては十分に制度について理解を深め対応を進める必要があります。インドネシアのみならず、世界のイスラム人口は増加しており海外ビジネスの展開についてはハラールへの理解なしではスムーズにいかなくなっていくでしょう。反対にハラール問題を制すれば、競合他社に対し優位性を確保することになります。


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