ライブコマースが注目されるマレーシアのEC市場

日本からみたマレーシアの越境ECマーケットは非常に魅力的である。その主な要因は、日本商品の市場規模と、消費者の所得水準にある。シンガポールや台湾へは日本からの供給者が多く、市場での競争が激化しているが、携帯電話の普及率が高く、物流網も整備されているなど越境EC 市場の成長性が高い。

例によって、インドネシアでは、2023年に越境ECの規制強化が始まっている。例えば100ドル未満の商品の販売が禁止されているほか、越境ECで輸入許可される商品のポジティブリストの制定、ソーシャルコマース上での直接的な決済の禁止等である。

一方、マレーシアではEC市場に制限をかける動きはみられない。日本では、テレビショッピングの頃から、各社のスタッフが出演する形態が一般的ですが、マレーシア、インドネシアではインフルエンサーがライバーとして活躍し、市場への影響力を発揮しています。

今回のマレーシア訪問でも、現地で急速に事業を拡大中の「Oasis Home」社を訪問してきた。訪問当日は、日本からの出展事業者が7社現地スタジオに集合しており、各社の特色、商品ライブ中継しているところを見させてもらった。同社は、日本もへも頻繁に来訪しており、マレーシアで売れそうな商品をライブで紹介している。数時間の中継で1億円近い売り上げがあがることもあり、この営業スタイルの効果はすさまじい。

日本からマレーシアへの流通経路も整備されており、受注が確定し売上代金の入金を確認した時点で同社の指定する日本国内の指定倉庫へ運送するだけだそうだ。マレーシアは、国内流通業のデジタル化を進めており、今後しばらくはEC事業の拡大は続くと考えられます。

西武百貨店が入店しているThe Exchange Mall (TRX)

そのスケールとマレーシア人の購買意欲に圧倒されました。

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